フライング大茶会 in Akita
─ 21世紀の芸術環境と文化共同体
の創出にむけて、なまはげに学ぶ ─
京都造形芸術大学大学院芸術環境研究領域の特別公開講座が
ココラボにて開催されます。
芸術活動は単なる文化産業ではなく、
人間個々にとって本来必要な環境構築の努力であり、
その形はさまざまです。
-ちょうど鍋物やお雑煮が各地域、
各家庭で具材も味付けもそれぞれでありながら、
特色と普遍性を共存させているように-
●1日目
1月19日(土)
実制作や芸術支援に携わっている現地の方から
お話を伺いながら、地域における芸術の役割について考察します。
●2日目
1月20日(日)
「Gita artistica ジータ・アルティスティカ(芸術の遠足)」
芸術環境発見ワークショップを行います。
歴史遺産学の内田教授と秋田の文化遺産発見ツアー
午後には秋田市郊外で茶会
地元の方、東北在住の方はもとより、全国のみなさん、
この機会にぜひ厳寒の秋田を訪ねてみませんか?
御家族、お友達連れでも大歓迎。
途中参加、退場OKです。
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●1月19日(土)
特別講義とシンポジウム 会場:ココラボラトリー
13:10-13:20 講義の趣旨説明
13:20-14:20「秋田における地域芸術支援活動について」笹尾千草(卒業生)
14:20-14:30 休憩
14:30-15:00 石黒久司「生と芸術」
農家・書家であり本学大学院で芸術環境研究に携わっておられる
石黒さんに、その半生を振り返りながら、人間の生活と芸術の関わりや
芸術を学ぶ意味について語っていただきます。
15:00-16:00 シンポジウム1(内田、松井、水野、上村/造形大教授陣)
講演者との質疑応答を兼ねて、
地域の社会や個人にとって芸術の役割を考察します。
16:00-18:00 シンポジウム2(八木展見学と懇親会)
新進気鋭の芸術家八木良太氏(卒業生)の個展が
偶然同ビル3階で開催されることになりました。
八木氏と巨匠Mのコラボレーション・パフォーマンスと
ココラボラトリーの企画で、同展関連のアーティストトーク、
ひきつづき松井教授の新作きりたんぽ鍋芸術*も披露されます。
(参加費:500円)
鍋芸術とは…各地域、各家庭の郷土色あふれる鍋の具材を
生け花的に鍋に生けるというパフォーマンス。終了後は撮影後、皆で食します。
八木氏と巨匠M氏によるパフォーマンスは必見。
レコードをロクロにしての陶芸は
奏でる音と形づくられていく柔らかい土の造形にしびれます。
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●1月20日(日)
「Gita artistica ジータ・アルティスティカ(芸術の遠足)」会場:秋田市内
9:30-11:00 秋田市内の芸術環境発見ツアー
(地域コミュニティにとっての文化財)
9時半にココラボ前出発
13:30-15:30
モンドリアンに捧ぐ ─ お茶会
会場: あっけら館(予定)
秋田市山内字田中256
*途中参加も可ですが、会場の思わぬ変更もあるかもしれません。
参加御希望のかたは、御一報ください。
●お申し込み/お問い合せ先
ココラボラトリー (担当:笹尾)
tel/ 018-866-1559 e-mail/ lab@cocolab.net